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小又峡 連瀬沢遡行~森吉山
意外と手強い秋田の名渓
2015年9月22日(火)
P1070869.jpg

昨日は桃洞沢に癒されて眠りについた
明けて今日遡るのは、過去にNHKのBSで放送された
「清涼気候 日本の沢登り」なる番組で紹介されて知った
森吉山の北側斜面に深く切れ込んだV字谷の連瀬沢だ

連瀬沢は
森吉山とヒバクラ岳の鞍部に源を発し
両山の水を集めながら小又峡に合流後
森吉四季美湖に注ぐ


起点となるコメツガ山荘から
7:00ジャストに歩きだす

良く確認しなかった我々は
小屋の裏手から真っすぐに伸びる登山道があったのに
わざわざ遠回りしてスキー場のゲレンデ跡から登った
P1070810.jpg

標高1000m付近
登山道の六合目から少し上がった場所
丁度、樹林に入って最初の窪を使って下降する

樹林に入ってすぐの所にある道標
P1070811.jpg

道標の右手に5mくらいの場所に小さな窪がある
ここを掻き分けて入っていくが
窪は錯綜していて倒木が多くルートどりには
コンパスを使用したほうが良い


やがてドロドロでズルズルの急傾斜帯を
尻もちをつきながら慎重に下ると支沢に入る
P1070815.jpg
沢床も石が浮いていて苔で滑りまくり
膝に爆弾を抱えた私は
ここで致命的な怪我をするわけにはいかないので
なおさら神経質に下りていく…手強さ①

下降から1時間でやっと連瀬沢の底が見えた
P1070816.jpg

ここへは登山道からなんと300mも下降するのね
P1070818.jpg
で、降り立った河原がなんとも膝に優しくないゴロタ (う~む!)
時間も押しているので悩んでいないで先に進むことにする

元気な若年寄は大石伝いにピョンピョンと軽快に進んでいくのに対して
私は昨年のスッカン沢でのジャンプによる怪我が頭をよぎり
いちいち水の中に下りては登り返す動作を繰り返す
P1070821.jpg

連瀬沢の二俣へは30分で着いた
ここまでは順調

左俣へ入る
沢がいったん伏流となった後に岩の割れ目から湧き出してくる不思議な地形
P1070831.jpg

二俣から小一時間でやっと渓相に変化が出だした
P1070832.jpg

大石はこの後も続くが 滑や滑滝が少しずつ出てくる
P1070836.jpg

ここで本日初めての登れない滝がお目見え
突破するなら水流左の細い流れの中だが
手前の釜が深くて泳がない限り滝に取りつけない
P1070838.jpg

素直に左岸のルンゼから高巻にかかるが
元来この沢は遡行者が少なく巻き道が判然としない
ふみ跡などはほとんど散見されず
地形から判断してトラーバース、下降ルートを探す羽目になる…手強さ②
P1070840.jpg
上に見えている壁の上に出てからトラバースを始める

降り立った場所にある滑滝
連瀬沢は、ここから名前通りの瀬が連なるハイライト地帯に入る
P1070844.jpg

人が近づくと釜の中を岩魚が走る
大滝下まで魚影があった
P1070846.jpg

手がかりは細かいが
小さなスタンスに立ちこんで登っていける
P1070848.jpg

瀬を振り返って
P1070850.jpg

P1070852.jpg

そしてやっと姿を見せた2段30m大滝
最大の見せ場ですね
P1070858.jpg



ハイライトに色を添える滝上の紅葉
P1070863.jpg

こういうのを見ると「生きてて良かった!」と思ってしまう自分は
既に人生の佳境を通り過ぎましたかね
P1070864.jpg

慎重に登れば下段は特に難しくはない
P1070867.jpg

P9221142.jpg

問題は上段
同じくライン続きで水流左を登るが手がかりが乏しい
立て続けに2本のピトンが打たれているが、その上が難しそうだ

そこでトップが空身でロープを引き、滝上で支点を構築
セカンドも空身で上がり、後からザック二個を引き上げた
この滝の通過に一時間を要した…手強さ③

で、滝上
P9221148.jpg

カメラが水を被ったので曇っています
P1070878.jpg

もう大きな滝は無いだろうと思っていたら…
P1070872.jpg
10mくらいあります

巻を探すのも面倒なので
水流左を登りました
けどシャワーになります

ファイントラックなる高級素材のウエアを身に着けた若年寄は
勇猛果散に登っていった
何でもファイントラックは保水しない繊維で
そもそも濡れないんだとか
私はしっかり合羽を着こんでトライしましたよ

P1070883.jpg

これ湯船じゃないですよ
P1070888.jpg
♨が沸いていたら間違いなく素っ裸になりますよね

この上は単調な渓相となり間もなく
P1070891.jpg
こんな泥壁が出てきます

そして単調な河原歩きから黒い滑床に変わり
P1070892.jpg
この先しばらく進むと西ノ又林道から上がってくる
登山道横断地点に出るわけなんだけど…

実は私は2013年に遡行された方の記録を読んできた
登山道は整備されておらず
掻き分ける程ではないが、結構な藪と書かれていた

なんとなく危機感を持っていた私は、この頃よりGPSを出して
現在地を確認しながら歩くも、既に地形図上では登山道の真上
がしかし、左右を見てもどちらも激藪
もう少し上かと思い歩き出した瞬間に右側の藪の足元に
人が踏んだような跡を見つけた

左右から覆いかぶさる笹を掻き分けてみると
P1070896.jpg
前方にうっすらと笹の薄い部分が伸びている

先を偵察している若年寄を呼び戻し
良かった!エスケープルートに入れた!
と、思ったのも束の間
10m進むとこれですよ
P1070898.jpg
水平方向を見ていたら登山道がどちらに向かっているか
皆目見当がつかない

仕方なくコンパスに山人平をメモリー
体全体で密藪を押して進むことになった
ただ幸いなことに地面には薄いトレースが残っているので
真下を見ながら方向を見出して背丈の笹を掻き分けて進んだ…手強さ④
P9221152.jpg

P1070899.jpg

1時間弱かかって
ようやくヒバクラ岳と森吉山の鞍部に出る
(蜜藪から出てきた若年寄)
P1070900.jpg

ここは山人平という場所で、夏なら湿原になっているところ
P1070906.jpg

ガスのかかりだした森吉山
P1070902.jpg

ヒバクラ岳
P1070905.jpg

一面は草紅葉が真っ赤に染まっていて秋の趣を味わう
P1070904.jpg
山人平らで靴を履き替え
少し長い休憩をとる

その後、ズッシリと重くなったザックに背中を引かれながら
森吉山頂を目指す
とても山頂が遠くに感じたが30分で着いた
P1070909.jpg

ガスガスで眺望はゼロ
寒いので下山にかかる
この日の最後のサミッターとなった
P1070910.jpg

一ノ越に向けてハイウェイのような道を歩く
P1070912.jpg

阿仁避難小屋
中を覗いたが木の香りのする奇麗な小屋だ
東北の山々は営業小屋が少ない代わりに避難小屋が充実している
P1070914.jpg
小屋内の壁に「朝夕は非常に熊の出没が多くなる」と注意喚起があった
この後、ラッパを鳴らしまくる(笑)
だって前にも後ろにも登山者いないんだもん

そして一ノ越を過ぎたあたりから、日が落ちて暗くなってしまった
久々のヘッデンちかちかでの下山となりました
R0001201_20150926223449ff0.jpg

参加者: 若年寄 てくてくB

タイム:
コメツガ山荘    7:00
下降点        8:00
入渓点        9:05
二俣         9:35
二段大滝上    12:40
登山道横断点   14:25
山人平       15:15~15:45
森吉山       16:15
一ノ越        16:55~17:05
コメツガ山荘 18:30



※今回GPSの助けを借りて登山道に入ることができたが
  たった2年で藪化してしまったトレースは
  このまま刈払われずに後数年したら
  とても歩ける道では無くなってしまうだろう

  野趣溢れるといえばそれまでだが
  体力が落ちだした詰めでの大きなタスクは
  できれば避けたいところだ


crick please
連瀬沢 - コピー
 
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テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

秋田(沢) | 13:34:02 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
きれいですけれど、大変そうな沢ですね。
ゴーロは本当に膝によくないですね。
私は今回モンベルの沢靴を履いて行ったら、足首がサポートされていて、大分よかったです。ファイントラックと同じような衣類もあるようです。
2015-10-05 月 19:10:41 | URL | さち [編集]
さちさん

いつもありがとうございます。
さちさんが5連休で遡行した沢から比べたら
はるかに簡単ですよ

ただルートファインディングには神経を尖らせました
東北の沢は遡行者の絶対数が少ないので
濃い情報を得られませんので…
2015-10-05 月 22:31:36 | URL | てくてくB [編集]
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