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戸繋沢下降~葛根田川本流~中ノ又沢遡行
奥深い山塊を縫うように流れる渓

2016年8月5日(金)~7日(日)

P8060062.jpg

過去に何度も計画しては
直前の悪天に阻まれて実現しなかった葛根田川の遡行。
岩手を代表する名渓
正にイーハトーブの渓。

本来なら雫石町の滝ノ上温泉からの
本流通しでの遡行がポピュラーだが
入渓点となる下流部は
何も無くても膝上の渡渉を繰り返すため
雨にやられると、進退窮まる可能性が捨てきれないので
アプローチの楽な田沢湖町の乳頭温泉側から
葛根田の中流部に下りるルートで、美味しい所取りで歩いてきた。


初日は午前2時に関東を出発
盛岡から46号線を西へ向かう。

途中で葛根田川を橋で渡る。
それにしても「雫石」という文字も
「葛根田」という名称も何とも美しい響きを持っている。

常々、東北はリリカルな地域だと納得してしまう。


乳頭温泉郷の奥の大釜温泉脇から
登山道に入る。
0015大釜登山口

小一時間で乳頭岳と大白森方面を結ぶ主稜線に出る。
P8050006.jpg
ここで休憩を取りながら沢支度をする。

標柱の上部は
熊の爪とぎでやせ細っていてる。

近くで見ると
P8050003.jpg
熊の剛毛が付着してる。
「怖っ!!💦」

この直後から笛を吹きまくり
ラッパを鳴らしまくる(笑)

戸繋沢への入渓点は大白森方面へ100m程進んだコルにある。
藪を2mも掻き分けると直ぐに沢型となる
P8050013.jpg

やがて水流が出てきて
下りられない小滝を巻く。
P8050015.jpg

いくつかの枝沢を交える度に
水量が増えて沢幅が広くなっていく
P8050017.jpg

P8050016.jpg

入渓から2時間で金堀沢の出合に着く。
金堀沢へ分け入って数分の右岸側に
一段高いテラスがあるので
今夜はここで野営することにする。
P8050023.jpg

火つけ名人のAが直ぐに焚火の火を入れる。
あっと言う間に炎が上がる。
0009焚火


持参した酒と肴で歓談の時が過ぎていく。


二日目:
4時に明るくなり起床。
そそくさとテントを畳んで
朝食採り6時前に行動開始。

戸繋沢へ戻り
ゆっくりと下降していく。
P8050024.jpg

しばらくは面白みに欠けるゴーロ歩きだが
時折、このような小滝がアクセントになる。
P8060026.jpg

少しずつ滑が出てくるようになり気分が高揚してくる。
P8060029.jpg

滑が蛇行を始めると、その先に…
P8060034.jpg

何やら大滝の予感が…
P8060035.jpg

ナイアガラの滝でした。
P8060038.jpg
川幅いっぱいに落ちます。

click please
0003ナイアガラ



戸繋沢はこのナイアガラの滝から下が滑が続き奇麗な場所だ。
P8060040.jpg

右岸から滝をかけて落ち込む深い淵
P8060042.jpg


P8060045.jpg


P8060046.jpg

淵の出口の深い釜
P8060047.jpg

この後、戸繋沢は右岸から交わる大石沢へと名称を変え
水量が一気に増えて岩盤が赤い滑床に変化する。
P8060050.jpg



P8060048.jpg


ビバークポイントから3時間弱かけて
やっとこさ葛根田本流へ合流した。
広い河原で一本とる。
P8060057.jpg

ここへ大荷物をデポして
これから本流を少し下降する。

実は大石沢出合より下の部分に
「お函」と呼ばれる葛根田川のハイライトがある。

これより、お函全景スライドショー
P8060058.jpg


P8060060.jpg


P8060061.jpg


P8060063.jpg


P8060064.jpg


P8060065.jpg


P8060066.jpg



P8060070.jpg




想像していた通り
わぁ!とか、綺麗!とかの感嘆詞が後を絶たない場所でした。

再び荷物を背負って
本流を詰める。
P8060071.jpg


この先にも美しい水面の流れが次から次と出てくる。
スライドショー
P8060072.jpg

P8060075.jpg

P8060076.jpg

P8060078.jpg

P8060079.jpg

P8060081.jpg

P8060086.jpg


15m程の見事な滝をかけて出合う沼ノ沢
P8060087.jpg

ここから歩くこと僅かで中ノ又沢出合に着く。
P8060090.jpg

左の中ノ又沢に分け入ると少しの間、滝が見せ場を作る。
P8060091.jpg

P8060094.jpg

P8060097.jpg

P8060102.jpg

この滝を最後に、この後は永遠とゴーロ歩きを強いられる。
出合からここまで10分ちょっと
P8060103.jpg

長いゴーロを歩くこと1時間強で870mの二俣に来る。
斜めの木の左側の沢へ入る。
0018二俣
我々は999mピークの東側のコルへ目標を定めて
入る沢を選ぶが非常に難儀した。

実は中ノ又沢は稜線に詰めあげるルー・ファイが
極めて難しい。

地形図で沢型を追っても
実際の水の流れが右往左往と蛇行して
しかも両サイドから地形図に乗らない窪が無数に入り込んでくる。
自分が何処へ向かって歩いているか判らなくなる。

最後はGPSと地形図をにらめっこしながら
灌木を掻き分けて沢を進む。
0019源頭
驚いたことに
こんな流れの中でも20cmクラスの岩魚が足元を走る。

中ノ又沢は魚止の滝が存在しないので
源頭まで彼らの生息地になっているみたいだ。

源頭部の沢型。
これより先で水は消え
押しても跳ね返される藪を30分強漕いだ。
0022詰め

ヘロヘロになって着いた今宵の宿
大白森避難小屋。
P8070108.jpg

P8070105.jpg

中はヒバの香りのする
奇麗な小屋だ。

寝床を作り
水を汲みに行く。
P8070106.jpg

明日は下山するので
持っていたウィスキー、ビール、ワインと全て消化した。

夕方、Aが小屋の下にある姫潟方向から
鈴の音と笑い声が聞こえたというので
泊り客が来るのかなと思っていたが誰も来なかった。

幽霊?💦


三日目:
寝床に使った二階を掃いてから
6時前に小屋を出る。

朝露でしっとりとした
ブナの森が美しい。
P8070109.jpg

やがて前方の高木が姿を消すと
突然開けた空間へと入る。

ここが別天地「大白森湿原」
P8070115.jpg

0001大白森幻想

0003大白森幻想2
靄の乳白色の世界は
まるで夢の中をさまよっているみたいな感覚だな。

時間があるので
木道にザックを下ろしてガスが晴れるのを待つことにする。

待った甲斐があり、ガスが切れ太陽が顔を出す。
森吉山が見える
P8070119.jpg

P8070116.jpg



花の開花には少し遅く、こんな程度。
0004花

0002大白森花2

click please
0005大白森p1

P8070129.jpg

P8070126.jpg

大白森山頂
P8070130.jpg

ここは秋田、岩手の観光マップにも紹介されている景勝地。
以前から一度訪れてみたいと思っていた。

この場所へは最短でも
乳頭温泉「鶴の湯」から2時間半のトレッキングとなります。

下山する方向へ通過点となる小白森の湿原が見えている。
0008小白森遠望

click please
0009大白森p
乳頭岳から秋田駒へのスカイライン


タイム:
5日 大釜温泉10:20~カニ場分岐11:11~戸繋沢出合12:35~金堀沢出合BP14:35
6日 BP5:50~ナイアガラ滝下7:13~本流出合8:37~お函往復9:42~中ノ又沢出合10:24~稜線登山道14:25~小屋15:00
7日 小屋5:40~大白森6:10~小白森7:45~鶴の湯分岐8:20~大釜温泉10:20


参加者: Fの局  A&B
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テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

岩手(沢) | 15:23:57 | トラックバック(0) | コメント(6)
コメント
すごく綺麗なグリーンですね!
自然界の色が、神秘的で吸い込まれそう。
一度でよいから、自分の目で見てみたいです。
2016-08-10 水 09:38:43 | URL | なぎ [編集]
なぎ 様

お久しぶりです。
中々、世界には目を向けられませんが
それでも地球のいたるところに
美しい場所は存在するようです。

今回のエリアは冒険心と
ほんのちょっとの勇気があれば
ご自身の眼でご覧いただけますよ。
2016-08-10 水 12:41:21 | URL | てくてくB [編集]
昔 むかし
ヤブこぎをして 大白森に行きました
まさに天国!
懐かしいです♪
2016-08-20 土 06:58:05 | URL | ショコラ [編集]
え~!そうなんですか?
何故に藪こぎ?
沢ですか?
2016-08-20 土 12:28:12 | URL | てくてくA [編集]
このような美しい沢があるのなら
先輩も沢登りの計画を立ててくれれば良かったのに…
大学1年の夏合宿でした 山道の藪をかき分けて
道はあるけど 誰も訪れない所だったのでしょう
3年後に行った後輩は登山道が整備されていて
拍子抜けしたそうです (^_^;)
2016-08-23 火 17:41:12 | URL | ショコラ [編集]
へ~!!
そうでしたか!
昔(笑)は、あまり整備されていなかったのですね。
夏合宿で、あの周辺だとすると標高も低く 暑かったでしょ?
まあ、もっとも昔は今より気温が低かったかもしれないけど・・・

あの頃の登山者の服装と今時の登山者の服装って、まったく違いますもんねえ~
2016-08-24 水 13:39:20 | URL | てくてくA [編集]
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