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旭岳(赤崩山)
2017年3月12日(日)

THE YUKIYAMA
P3120067.jpg

昨年の3月にAと訪れた甲子山から仰ぎ見た旭岳。

あまりの格好良さにノックアウトされ
いつかあの頂に立ってみたいと思った。

タイトルは旭岳だが
会津地方の方々からは赤崩山と呼ばれている。

無雪期に下郷集落から見ると
山頂一帯が赤い岩礁となっているので納得。




今週末もAの参加は無かった。
めったに晴れることない冬の那須の山々。

天気図から鉄板天気が約束されたので
登攀具をザックに詰め込んで独り出かけた。

早朝に甲子トンネル西郷口の非常駐車帯の隅に
遠慮がちに車を置かせていただき
管理棟の脇から夏道登山道へ入る。
P3120001.jpg
木金で降雪があったが、前日に入ったと思われる登山者のトレースが続いている。

6時を回ると朝日が昇ってきてブナの林を赤く染める。
P3120005.jpg

急傾斜をジグザグを切りながら登ると
尾根の上に乗り「猿ヶ鼻」に着く。
この先は昨夜の強風でトレースは消えていた。
P3120012.jpg

それにしても風が強い。
今日は高気圧が真上に居るので風は弱いはずだが何でなんだろう?

甲子山の山頂が視界に入った。
P3120013.jpg

山頂から望む旭岳は雪雲の中。
P3120016.jpg

それもかなりの強風で風下の末端は三本槍まで届いている。
P3120017.jpg

ひぇ~!!流れる雲の速さから風速20mは余裕で超えている。
この中に突っ込むのか💦
(click please)


行動食を採りながら
ザックから外したピッケルで雪を掘り雪柱を作る。
手で引いてみると20cmのところでスパッとズレた。
弱層があることが分かったので
早い時間に行動することにしてアイゼンを履き先に進む。

ルートは坊主沼避難小屋へ至る夏道通りに進み
水場の辺りからリッジにとりつくことになる。
P3120021.jpg
前日のトレースは、この先も続き高度を下げて樹林に入っても伸びている。

P3120022.jpg

P3120025.jpg

しばらく進むと雲が切れてスカイラインが現れる。
やった~!!やっぱり神様は味方してくれた。
(赤ラインが今回のルート)
P3120028_20170313213407c1c.jpg


樹林の中をしばらく進むと前方から3名のパーティーが現れた。
P3120026.jpg


前日、坊主沼避難小屋に入り一泊したらしい。
旭岳に登ることを告げると
とりつきを通り越していると言われた。

トレースに導かれて水場へのルートを外していたことが分かった。
少し戻った場所から尾根の高い方へ進むと水場があった。
P3120029.jpg

新しい雪がモナカになっていて歩きにくい。
3名パーティーの中の一人が登頂すべく後ろから追いついた。

しばらく話ながら歩いたが
踏み抜きの連続で疲労困憊のだらしない私に
ラッセルを変わる申し出があったので快く受けた。

リッジに乗り強風帯になると雪面がウインドクラストして
アイゼンがキュキュっと鳴く。

稜線に出ると短いナイフリッジを通過して尾根の南側のトラバースに入る。
ここでトレースをつけてくれていた20m先の先行者の辺りで
バツッ!!という鈍い音がした。
P3120043.jpg
雪面が切れたことが瞬時にわかる。

先行者からクラックが入った注意喚起の声がかかる。
慌てて雪庇ギリギリまで右による。

過去に、この音の後に流れ出す雪面を
何度も見ているので体が固まるんですよ💦

ローインパクトMAXでゆっくりと体重をかけながら
一歩一歩足を上げていく。

見えずらいけど孤を描くように見事に入ったクラック
P3120046.jpg

このルートで、ここが最大斜度。
スリップすると100m以上落ちるので両手も動員して登る。
P3120047.jpg

雪壁の上部を攀じる。
P3120048.jpg

完全に氷化していてくれれば問題ないのだが
20cm下の弱層からずれるので足運びは慎重になる。
P3120049.jpg

山頂からは素晴らしいパノラマが待っていた。
南方の三本槍
P3120056.jpg

西に目を移すと秋に歩いた三倉 大倉の稜線
P3120058.jpg

北側の近くは小野岳、遠くの雲の上の白い峰は飯豊連峰。
P3120063.jpg


三角ピークは小白森、その奥に猪苗代湖 手前の長い山稜は大白森
P3120064.jpg

山頂でランチでもするつもりでいたが
気温の上昇で雪面の状態が気になるので下りることにする。

記録では下りは坊主沼避難小屋方面に下りる登山者がほとんどだ。
傾斜が緩く雪崩においても低リスクだからだろう。

往路を戻ることにする。
リスキーな場所はクラックの入った雪壁下の一か所。
登りと同じように先行者との間隔を30m以上開けてクライムダウンで下りる。
ここを下りるならダブルアックスで来るべきだったな。

P3120052.jpg

P3120065.jpg

P3120069.jpg

核心部の下で単独の若い登山者と出会う。
見るとアイゼンも非装着でピッケルも持っていない。
よほどの強者か山を舐めきっているのかは定かではないが
とりあえず雪面が切れている事だけは伝えておいた。

ヘロヘロになって甲子山頂まで戻った。
ここで装備を解いて昼食とする。

今日はAも居ないしお手軽カップラーメンのシンプルランチ。
お湯を沸かしてカップに注ぐと蓋の上に外したアイゼンの重りを置く。
ふと空を見上げると太陽の周りに虹が出ている。
P3120071.jpg
分かりずらいが虹状の輪が二つ重なっている。
あまりに珍しい光景なのでカメラを出して撮影しまくった。

帰宅後に調べたらこれを「ハロ現象」といい
太陽や月の周りに薄い雲が出た時の光学現象で
超レアな現象のようだ。

旭岳とハロ現象。
P3120078.jpg

夢中になって写真を撮っていたら
すっかりラーメンは伸びていた。

最期に
やっぱ格好良いよね、この山!
P3120074.jpg


タイム:甲子トンネル口5:30~甲子山7:30/7:50~旭岳9:50/10:05
     ~甲子山11:35/12:15~甲子トンネル口13:25
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福島(雪) | 17:15:21 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
ご無沙汰しております。
那須に雪稜があったなんて知りませんでしたよ。
那須といえば那須朝日岳だと思っていたので
今度まねさせてください。
2017-03-20 月 22:43:55 | URL | batten [編集]
batten さん

普通は標高が低いと
樹林限界下になるので雪稜になりませんよね。

あと面白そうな雪稜だと
新潟 福島県境の御神楽岳とかに
行ってみたいかな。
2017-03-21 火 09:34:18 | URL | てくてくB [編集]
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