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前穂高岳 北尾根
2009年4月30日~5月2日
好天に恵まれるも、山頂に届かず
maehokitaone 027

Aは所用で出かけられないため、M大老と老中Gにお付き合いいただき
展望の前穂山頂をクラシックルートから目指した。


4月30日
前夜に道の駅島々の軒先を借りて野営、
翌朝一番で沢渡からタクシーに乗る。

GW連休前のウィークディとあって
上高地も思ったほどの人は出ていなかった。
小梨平ではニホンザルが朝食中。
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明神池付近から望む明神岳東稜のスカイライン。
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徳沢までやってきて一本。
お約束の穂高吊り尾根がスクリーンとなる。
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この先、新村橋で梓川右岸へ渡ってパノラマコースに入る。
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慶応尾根の脇を夏道通りに進む(右のルンゼ)
maehokitaone 017

連休前の初踏ルートで先行者の足跡は無い。
雪はおおむね締まっているが所々バケツを踏み抜く。
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急傾斜帯をヒーコラ言いながら、慶応尾根に乗った。
ここから涸沢に向かうパノラマコースから外れて
慶応尾根を少し進んだ場所をBPとしてテントを張った。
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テント周りは狭く足を置けるスペースは50cm程度、夜中のトイレも命がけ。
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5月1日
翌朝は雪が締まっているうちに稜線まで出ておきたかったので
早朝に出発する。
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予想通りの雪面、表面クラストの最中雪を潰しながら歩く。
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傾斜が強くなり重荷を背負った脹脛がパンプしだした。
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ようやく北尾根のスカイラインが視界に入り、八峰が近づいてきた。
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8:20分に八峰の頭に着いて大休止。
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穂高の吊り尾根と雪に隠れたザイテングラート
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槍ヶ岳と東鎌尾根
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涸沢のテント村がジオラマのように見える
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起き抜け、お目覚のコーヒーだけでテント撤収してきたので
展望を楽しみながら、ここで朝食とする。
maehokitaone 044

小一時間も油を売っていただろうか。
再び重荷を背負い、先を目指す。

七峰を目指していた時に後ろから「わっ!!」という奇声があがった。
振り向くと稜線上に大老の姿が無い。
次の瞬間、「お~ぃ!三人なら十分ビバークできるぞ!!」と大老の声。
なんと大きなシュルントを踏み抜き落ちていたのだ。

自力で這い上がるM大老
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冗談抜きでシュルントの中を滑り落ちられたら捜索不能に陥るので
ここからは用心してロープを引きずっていくことにする。
kashimayari hotaka 086

七峰と六峰は岩場と雪面のコンタクトラインの状態が悪く、
大きく巻くなど通過に難儀した。

五~六のコルまでやってきた。
予定では今日中に山頂へ抜けて、
奥明神沢の下降点辺りで、テン泊予定でいたのだが
実は出発時から、メンバーの一人が体調不良を訴えていた。
本人はものを言わないが、動きを見ていて不調なのが判る。

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時間は12:00
五峰から上は登攀地帯に入り、グイグイ高度を上げられるため
時間的には未だ余裕がある。


夕べ記録した天気図からは、あと二日は天気が持ちそうなので
不調者の体調を考えてここで野営することとする。
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超早めの行動終了、午後が永いのでエアマットを雪の上に出して
日暮れ近くまで景色を見ながら酒を飲む。

長野県警の防災ヘリが飛んできて、真上でホバーリングを始めた。
手を振るとそのまま旋回して飛び去った。
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5月2日
吊り尾根のモルゲンローテ
う~ん!もちょっと赤くなってほしかったな。
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湿気を吸った重いテントをザックに押し込み出発。
5峰の下部帯はミックスルート、足の置き場に苦労する。
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マルチピッチで上部は大老がリード。
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やがて大きな岩峰に突き当たる。
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この壁は涸沢側の雪壁にせり出してのトラバースしかない。
覗くと70度くらいの傾斜だ。怖!!

落ちても良いように、
この壁にハーケンを二枚打ち込んでランニング支点にする。
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ダブルアックスで恐る恐る雪壁にせり出すも、
北側斜面のために適度に凍っていて、
ピックもアイゼンの爪も良く効いた(快適快適)
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再び尾根に復帰して、深くピッケルを打ち込みロープを固定した。
重荷を感じさせない老中G
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無積雪期だとグズグズで落石の多い四峰も、雪がベタでついていて歩きやすい。
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三~四のコルに着いた。
ここで重大な決断をする。
不調メンバーの体調は益々悪化していて辛そうだ。

このまま登り続けても今日中に岳沢までは下りられないだろう。

考えた挙句、このコルから涸沢へ下りることをメンバー二人に告げて
快く了承をいただいた。
三日間晴天で景色も堪能し、お腹も一杯になったそうだ。

そうと決まれば
まずは、この急傾斜を懸垂で下りる。
持っているロープは60m1本。
右側にせり出ている岩峰の下へ回り込めば雪崩のリスクも軽減される。

雪袋に使った土嚢袋に雪を詰めて、捨て縄で縛り雪の中へ埋めて支点にする。
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雪面へのローインパクトMAXで
これを二回繰り返し、何とか2ピッチで岩峰の下へ回り込めた。
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この下は、フルピッチでロープを伸ばしクライムダウン。
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なんとか前を向いて下りられるまでに傾斜が緩んだので、ロープを束ねていると…
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直後に左岸からプチ雪崩
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涸沢まで下りてくると、
そこは一つの街が立ち上がる程のテント村へと成長していた。
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続々と上がってくる登山者をかわしながら
今宵の野営地を相談する。
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上高地までは6時間はかかるからなぁ!

横尾で泊まる?それとも徳沢まで脚を伸ばして生ビール飲む?

頑張って小梨平まで行けば焚火もできるぞ!
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長野(雪) | 21:50:26 | トラックバック(0) | コメント(0)
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