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風との戦い!那須朝日岳東南稜登攀
P1040731.jpg


仕事やら悪天候やらで2月は殆ど山に入れなかった
以前から温めていた朝日岳東南稜へやっと行けるチャンスが巡ってきたが
てくてくAは往年の女子会山行に行くという

仕方なく単独で行こうと準備を始めたが
ふと以前、山岳会で世話になった先輩に声をかけると「いいね!行く~!!」

写真を見ていただければ判るが殆ど雪が無い
今年は何かにつけて観測史上更新が多岐にわたっているが
雪解けの早さも尋常じゃないですね






先週から運行開始のロープウェイ駐車場に車を置き
峠の茶屋へ 
山の神の登山指導所で武装する

山の神から取付きへのアプローチルートは2通り
①明礬沢の上部堰堤工事用に作られた林道を堰堤下まで進んで渡渉するか
②峰の茶屋へ向かう上部トラバース道より堰堤めがけての下降かだ

林道は上部からの落石を危惧して
今回はトラバース道からの下降を選択

山の神の鳥居は背丈半分
P1040689.jpg

夏道通りに付けられたトレースをたどり
樹林限界を越えてトラバース道に入る
目指す東南稜が視界に入る

P1040690_20130328061859.jpg

大きな岩峰のギャップが目立つから間違わないだろう

最初の沢を横切る場所が明礬沢への下降ルートだ
「こんなところに高山植物が?」の看板の所ですよ

P1040736.jpg

ちなみにこの場所より手前で下降を始めると
明礬沢への下り口が10mを越える崖になり下りられない
また地形上懸垂支点も作れない

P1040691.jpg

この沢を下降する
P1040735.jpg

明礬沢に降りたところでルートファインディング
正面の浅いルンゼを登り尾根に出ることにする

今回のルート
P1040693_20130323202605.jpg

下部は特に傾斜はきつくなく
落石だけ注意すれば何処でも登れる

P1040696.jpg

P1040697.jpg

ルートコンディションは雪は着いていないが
地盤は未だ凍土と化して浮き石を止める役目をしている

P1040698.jpg

東南稜から見た剣ヶ峰
P1040699.jpg

茶臼岳方面を振り返る
(赤ラインが下降ルート)
P1040715_20130323202623.jpg

やがて核心のギャップが近付いてくるが
那須特有の強風の洗礼を受ける
前日の気象予報図から那須の稜線では
20m前後の風が吹くことは予想していたが
時折30mを越える風に進路を塞がれて立ち往生する

P1040703.jpg


那須風と呼ばれる強風は北アルプスの稜線に吹く風よりも
突風性質で侮れない
過去に峰の茶屋付近で40m越えの突風でご婦人の体が宙に浮き三回転
顔面血だらけで下山していった
あの時から比べれば今日はそよ風程度か
(冗談抜きで本当に石が飛んでくるんですよ!風の勢いで)

ギャップを廻りこんだ所で御大の手鼻炸裂
(ちゃんと風下に向いているがきたねぇなぁ!)
P1040705.jpg

ギャップは8mの懸垂でその反対側へは4級程度の登り返しがある
近年立派な懸垂支点が構築されていて不安無くロープをセット

P1040706.jpg

と、行きたいところだがギャップは風の通り道になっていて
常に20m前後の風が吹いておりまともに立っていられない

懸垂ロープをセットするが流れてうまくポイントに落とせない
3回目の投下でやっと懸垂ポイントにロープを落とせた
(とても必死で余裕が無くギャップの写真は撮れませんでした)

その上は傾斜のきついザレ場を耐風姿勢をとりながら
じりじりと高度を稼ぐ

常々思うのだが
こんなことをやっている私は確実なM男だな
他人から見たら何が楽しくて
こんな思いをしてまで山に登るのか理解困難だろう
実際自分でもそう思うもん
そういう意味では山屋は皆Mだろうな
そういえばSの山屋にはお目にかかったことがないな

振り返ると
先ほどのギャップに単独者がいる
P1040707.jpg

彼もロープセットに30分以上の時間を要していた

時折飛んでくる粒手大の石を体で受けながら
上昇を続ける

P1040710.jpg

何に見えますか??
P1040717.jpg

ウルトラマン世代のてくてくBにはバルタン星人、又は小クワガタ
巨大化したダニにも見えるかも
奇岩ですね

ここのスラブはスリッキーなので左にに回り込み上へ抜ける
P1040711.jpg
無積雪期ならフラットシューズで快適に登れるでしょう

そろそろ山頂が近付いてきた
P1040718.jpg

ここが最後の難所、山頂直下のスラブです
P1040719.jpg

今は凍っていないのでサクサク登りましたが
厳冬期にはベルグラ状態で結構しょっぱいかもしれません
アイゼンの前爪をクラックに刺しこんで立ちこみで登ることになるでしょう

山頂~!!!
P1040723.jpg

山頂には誰もいませんでした
そして昨年建てられた山名盤の前で記念写真
強風で体力を奪われる前に下山しなきゃ

三本槍遠い
P1040725.jpg

どっしりと大きく長い、中ノ大倉尾根(最奥)
P1040726.jpg


縦走路からの朝日岳
P1040729.jpg

この後は峰の茶屋で行動食を摂り
強風に背中を押され押され下山となりました

タイム:ロープウェイP7:30~明礬沢下降点8:20~東南稜取付8:45~ギャップ9:30
    ~山頂10:55~ロープウェイP12:35

参加者:御大2号 てくてくB


※帰宅後にブログの編集をしていて妙に写真のピントが甘いと感じた
 強風下でのシャッターブレが起きていたのかと思ったが
 良く良くカメラを点検するとなんと接写モードになっているではないの
 どうりで遠景のピントが合わないわけだ  
 絞りこんで撮っていたのにパンフォーカスにならないのでとても不思議だったのね  残念!!

 ということで画像がイマイチでありますことをお詫び致します 



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テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用

栃木(岩) | 20:11:42 | トラックバック(0) | コメント(4)
コメント
お疲れさまで~す!

本当に雪が少ないですね
元々雪の付着が少ない場所ですが
写真から見たらやっぱり異常ですね

東南稜は2年前の秋にフラットシューズで登りましたが
風よりも落石に悩まされました
那須の強風は想像できますが
写真からは伝わらないのが残念ですね
2013-03-24 日 18:35:17 | URL | ばってん [編集]
ばってん 様
何か空気の動きが写る術を知っていましたらお教えください(笑)

ヤッケのばたつきや風上側に向かって体を倒すとかを
大げさにやれば少しは風の勢いが伝わるのでしょうか?

でも冬の那須を訪れたことのある方なら
私の言っていることが決して大げさでないことは
お解りでしょうけど…

またお越しください
2013-03-25 月 06:07:12 | URL | てくてくB [編集]
え?!
てくてくBさん

お久しぶりです。
もうこんなに溶けちゃってるんですか?早いなー。

2月の初めに東南稜を目指した時は、樹林帯を抜けたあたりで、連れが強風で浮き上がるように飛ばされ、10mほど滑落しました。私は重いので大丈夫ですが、連れは軽いので撤退しました。

この山域の冬はいつ行っても風が強いですね。

いやいや、あまりの雪解けに驚きました。
2013-03-25 月 09:45:24 | URL | 目目連 [編集]
目目連 さま
極端な話、ピッケルもアイゼンも必要無かったかも
ていうくらい雪無かったですよ

ピッケルに関しては台風姿勢をとる際に役立ちましたが…

ここは本当に関東の一部なのか?というくらい
厳冬期の那須は厳しいですね
気温は大したことはないですけど
風は行動を不能にします

お連れさんは怪我はなさらなかったのでしょうか?
あの場所は峠を乗越した西風がダイレクトに突っ込んでくるところです
よく滑落があるみたいですね

岩にしがみついてでも何とか峰の茶屋を三斗小屋方面へ下ると
ウソみたいに風が穏やかになったりするんですけどね
実際はそこまで精神が持たずに負けてしまうんですね
そして撤退です

目目連さんが行った2月にもし登攀していたら
そして今回のような風に見舞われたら
顔面および指に凍傷をいただいているのではないでしょうか

くわばらくわばら

またお越しください
2013-03-25 月 19:33:40 | URL | てくてくB [編集]
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